前作でコーネリアスが喋ってたことがそのままトレースされてるだけなので、展開に何の驚きもない。ターミネーターの未来編を見てるような感覚。ジョン・コナーとシーザーって、かなり物語上の位置づけが似てますやんね?
舞台設定の1991年(中途半端な未来すぎる)にそんな世界にならんやろ、という疑問が最後まで拭えなかった。早いて。いくら猿ペットにしても20年足らずでそんな進化せんて。いやほんまエイプの皆さんすんませんけど、僕結構抵抗ありますよ、猿ペットにするの。犬も猫も嫌いやのに。
ごくごく狭い範囲の、出来るだけ無機質なロケーションでディストピア近未来を表現する努力に涙しかけるのだが、ふとよぎる栄光の1作目のリッチさと比較してしまった時、その涙も引っ込むのであった。随分と遠いところまで来たものだ、猿の惑星シリーズも...