2024年12月23日の深夜から4夜連続で放送されたTXQ FICTION第2弾「飯沼一家に謝罪します」。
それは20年前の2004年に放送された、民俗学者の矢代誠太郎が飯沼一家に対して謝罪を行うという奇妙な内容の深夜番組の真実を追った、調査の記録だった。
飯沼一家は、工場経営が思わしくなく、借金返済の為に「幸せ家族王」という番組に出演して100万円の賞金とハワイ旅行を狙った。
飯沼一家は、番組出演前に運気を上げる為に、矢代誠太郎が各地に伝わる悪運を遠ざけ運気を上げる儀式を施した。
飯沼一家は、賞金100万とハワイ旅行をゲットしたが、自宅が火事になって飯沼一家は死亡した。
飯沼一家に施した儀式のせいと思った矢代誠太郎は、公式に謝罪するため番組の企画をスポンサーを通して持ち込んだ。
改めて、この番組が制作された背景を取材すると、次々に不可解な事実が判明していく。
仲良し親子に思われた「飯沼一家」の真実とは?
テレビ東京のフェイクドキュメンタリー番組「TXQ FICTION」の第2弾で、2024年末の深夜に4夜連続放送されて話題を集めた「飯沼一家に謝罪します」を劇場上映。
番組制作者や飯沼一家と親しくしていた者が次々に音信不通に、連絡が取れない。
番組のスポンサーの食品会社は、謝罪番組放送後まもなくして会社がなくなった。
飯沼家で撮られた写真に写り込む、「もうひとりの飯沼一家の人間」。
儀式の後に飯沼一家や関係者に起きた異変。
数々の隠れた事実から明らかになった「飯沼一家」の真実。
「放送禁止」シリーズに似たようなリアル感のモキュメンタリーホラーで、真相が明らかになるラストのくだりのヒトコワ感はゾクゾクしたが、種明かしがスキマだらけなのがモヤっとするモキュメンタリーホラー。
「すみません」