クリストフォルー

最後の忠臣蔵のクリストフォルーのネタバレレビュー・内容・結末

最後の忠臣蔵(2010年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

”忠臣蔵もの”には、“吉良邸討ち入りの経緯”を主軸にした作品の他、“外伝”と呼ばれる作品群も数多あるが、下手を打つと『屋上屋を重ねた』駄作になりかねない。しかし、原作小説『四十七人目の浪士』は、東映の【集団抗争時代劇】で名を馳せた、池上金雄こと池宮彰一郎の新境地といえる秀作で、最初(2004年)のテレビドラマ版も良作だっただけに、映画も期待して観た。
主演が役所公司だけに、映画は瀬尾孫左衛門の側の物語がメインになっていて、もう公司の独壇場という感じ。近年、切腹づいている役所さんの、最初の切腹シーンだったと思う。桜庭ななみの控えめな色香が好かった。
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