supgreen

最後の忠臣蔵のsupgreenのレビュー・感想・評価

最後の忠臣蔵(2010年製作の映画)
3.7
大石内蔵助の隠し子を託され育て上げた赤穂浪士の話

一般的によくある忠臣蔵の討ち入りや派手なチャンバラシーンはほぼないが、ストーリーと役所広司の演技に深みがあり最後まで見入る出来となっている
桜庭ななみも美しい✨

当時の侍魂とはなんぞや、を痛感させられる。
武士として誇りとプライドを持つ身でありながら、16年間も命惜しさに逃亡した臆病者と罵られ、秘密を隠し生き続けることがどれほど屈辱的で苦痛を伴ってきたことか…想像を絶する
宿命を果たし晴れて自由の身かと思いきや遅ればせながらと主君の後を追う結末。
現代の日本人ならそこまでしなくともと思う人はきっと多いだろう
supgreen

supgreen