“忠臣蔵”という言葉は知ってるけど、
詳しくは知らない状態で鑑賞🗡️
吉良邸討ち入り後、切腹した赤穂浪士達。
名誉の死を仲間と共に遂げることができ無かった寺坂吉右衛門(佐藤浩一)と、討ち入り前夜に姿を消した瀬尾孫左衛門(役所広司)の物語。
深い友情で結ばれた2人が、16年の時を経て再び顔を合わせる事になる。
2人はなぜ・・・。
最後の方は泣きっぱなしだった。
特にある出来事での、かつての赤穂藩の侍達の行動には涙が止まらなかった。
その侍達の行動のおかげで、あの人は自分の父親がどれだけ立派だったか、誇りに思うことだろう。
赤穂藩士の固い絆、揺るぎない忠義に、
完全に心を持っていかれてしまった。
『侍タイムスリッパー』でも感じたが、武士の心意気は何と熱いものなのか。
胸熱映画が大好物な私はすっかり、お侍さんに心を掴まれてしまった。
小さい時におじいちゃんと観ていた『水戸黄門』や『暴れん坊将軍』では、お侍さんにそんなアツイ魅力があるなんて全然気付いて無かったなぁ。
役所広司さん、佐藤浩一さんの両者の熱演が素晴らしいのは言うまでもない。
私のように忠臣蔵をよく分かっていなくても大丈夫であり、ヒューマンドラマとしての魅力が満載で、武士の義理堅く忠誠を尽くす心、あの時代に生きる女性のあり方、凛とした佇まいを楽しむ事ができた。
観て良かったと心から思う。
G男爵さんのレビューのおかげでまた
素敵な作品に出会えました。
ありがとうございました😊