「祖父母は孫の将来に責任がないから、安易に甘やかす」なんて言われるけど、本作のおばあちゃんは「全力で」育てにいってる。
血の繋がりはある。けれど世代間ギャップは、どうしようもなく大きい。仲が良くなれる場面もあるけれど、理解が追いつかないことも当然にある。そこらへんを うまく表現できているなあと、自分の祖父母との関係も思い出しながら感じた。
本作は更に 国際間ギャップも要素としてはあるけど、そこまで強調されていない印象。祖母と母とが疎遠っぽいのが そこを匂わせているのかも ってぐらい。
祖母と母はキャスト的にばっちりなのだが 孫役は純日本人っぽい外見なので、そこはこだわった配役にした方が ひっかかりが減ったかも。
