このレビューはネタバレを含みます
大好きな作品。
私もいい香りのシーツで眠りたい笑
まいとゲンジは相容れない関係だけど、2人とも社会からエスケープして来てたり、他人に心を開けなかったり、小さな草に目が止まったり、似てるところがたくさんある。ゲンジ父の「お前とおんなじ」みたいなセリフもあったし、森で遭遇した時の2人のレインコートもそっくりだったし。
だからまいはゲンジを通して自分の仄暗い部分にぶつかっているように見えた。
おばあちゃんが呼ぶ「まい」は“my”に聞こえてくるけど、まいはおばあちゃんにとって「私の」何だったのか、想像が膨らむ。