京都国際学生映画祭にて鑑賞。

二人のカップルの生活を追ったドキュメンタリー？。監督曰く、目の前で一度起こった事をもう一度再現させてそれを撮るようなやり方を多くの箇所で採用していたという。なかなか面白い撮り方だと思う。目の前で起こった事を精査して改めて起こす事で、極めて現実的な台詞やアクションをフレームに漏れなく取り込む事に成功させている。
果たしてドキュメンタリーなのかという意見もあるとは思うが、ハナから映画なんだから面白ければなんでもいいだろうと思う。
個人的な趣味としては、ドキュメンタリーに求める粗さや曖昧さが足りず、綺麗に収まり過ぎているような印象は受けた。
しかし編集と構成、画面の美しさは素晴らしい出来だった。