25年前くらいに木曜洋画劇場でやってた。木村奈保子が解説してたやつ。
開始5秒で銃撃戦。子ども心をくすぐるし、おとな心もくすぐる。もっとハードボイルドなやつかと思ってたけど、豪華キャストの吉本新喜劇と言ってもいいくらいに笑える。
息もつかせぬ展開。延々と続くデ・ニーロとチャールズ・グローディンの漫才。煮え湯を飲まされ続けるヤフェット・コットー(『エイリアン』のパーカー)。邪魔ばかりしてくるのに憎めないマーヴィン(最終的に名前出るだけで笑えてくる)。おまけにフィリップ・ベイカー・ホールまで出てる。
固定電話や公衆電話を使ったやり取りが妙に面白い。懐かしい。そして今後ないであろうシーン。
まーしかし、デ・ニーロってたまに批判したくなるけど、『タクシー・ドライバー』とか『ゴッド・ファーザー』とか『ディア・ハンター』とか出てるのに、こんなコメディみたいな映画に出てしっかり役者魂見せてくれるのってやっぱカッコいい。