あかつか

ゴジラVSモスラのあかつかのレビュー・感想・評価

ゴジラVSモスラ(1992年製作の映画)
4.0
タイトル『ゴジラvsモスラ』と言いながら、ジャケットはゴジラvsバトラ。こういう扱いをされがちだから、モスラちゃんかわいそう…と思う。

最近の『シン〜』や『-1.0』や海岸版を除くと、レビュー数もシリーズ上位の本作。冒頭は完全にインディ・ジョーンズ。探検家=自由人の別所哲也と依頼人=企業戦士の小林聡美が元恋人同士という、『ジュラシック・ワールド』でも踏襲されてたパニック映画あるある。

地球生命。地球は怒っている。モスラとバトラ。などなど、環境破壊への警告をストレートに発信している。大手開発の社長に大竹まこと。今も昔も悪そうな顔。小美人をシルバニアファミリーの家に引越しさせるのワロタ。

国会議事堂に繭を作っちゃうモスラちゃんサイコー。モスラがいるとゴジラはたいてい脇役になり、忘れた頃にノソノソと現れる。この頃のゴジラの容姿が私の中のTHEゴジラ。昭和時代よりちょっと小顔になってシュッとした感じ。でもまだ目の生気が足りない気がするので満足はしてない。

最終決戦はみなとみらい。この頃できたばかりのランドマークタワーや、インターコンチやよこはまコスモワールドをバックにした戦いは神奈川県民必見。1992年はホエールズ最終年だからいっそハマスタもぶっ壊してほしかった。

しかし今もキレイだけどこの頃の小林聡美も美しい。
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