もりたま

Love Letterのもりたまのレビュー・感想・評価

Love Letter(1995年製作の映画)
3.5
私誰かに勧められた記憶がありまして、絶対好きだと思うって言われてて、好きだったけど、そういう風に勧められてしまったので期待が大きくなりすぎて、好きだったけど、そこそこって感じ。またみたいくらいには好きでした。
始まり方もクライマックスもエンディングも全部通して好きでした。お元気ですか。私は元気です。手紙を出した理由もとてもわかる。届かないから出したって言うのがね、趣があるよね。一目惚れにも理由がある。これがね、人に歴史ありっていうのを感じさせるよね。同じ名前だからこその思い出。良くも悪くもその思い出は自分を作る一つで、名前の意味も受け取り方次第で、どっちの名前か、それは書いた本人しかわからないけど、だからこそ受け取りてはそれを自由に想像していいわけで、あのらくがきがみつかって、それでもやっぱりホントのことはわからなくて、わからないけど、きっとこうなんだろうなっていう、まぁ趣だよね。いい言葉がみつからないけど、沁みました。中学時代にあんな思い出があったらなって思うけど、第三者からみたら私の中学時代も悪くはないのかなって。
カメラがブレてるシーンがちょくちょくあって酔いそうになった。
なによりも酒井美紀の演技が今と全く変わっていないのが驚き。
もりたま

もりたま