1990年代日本映画@国立映画アーカイブ
フィルム状態があまりよろしくなく、途中音が延びたり飛んだり。
ワイの記憶だとトヨエツが一般的に認知されたのは聴覚障害者を演じたテレビドラマ「愛していると言ってくれ」なのだが、それより前に上映された作品。
婚約者を亡くした博子は3回忌に元婚約者の実家に立ち寄るが、その時に中学時代の卒業アルバムを見せてもらい、当時住んでいた北海道の小樽の住所を書き写し、気持ちの踏ん切りをつけるために手紙を彼宛てに小樽に送ってみたら返信が届いた…
中山美穂が一人二役。
作品全体の感想は皆さんにお任せするとして、マニアックなデータを。
1980年が話のベース。松田聖子がデビューし、宮崎美子のビキニのCMが一世風靡。
西城秀樹のヤングマンは前年のヒット曲ではあるが、翌年の春の甲子園の入場行進曲に採用される。
そこはニコンじゃなくてミノルタじゃないの?😅😂
塩見三省と豊川悦司は12人のやさしいは12の日本人で以前共演
韓国人にとって日本映画と言えばこれ、という作品。日本語の作品が解禁されてない時代に海賊版でヒットし、日本語作品解禁後、大ヒット。2020年に5回目のアンコール上映。
中山美穂の名前は知らなくてもこの作品の主人公の女優さんと言えばわかる人が多いとのこと。
日本で例えるなら冬ソナのチェ・ジウみたいな存在かと。
最近公開された「ユンヒへ」はこの作品にインスパイアされ、小樽が舞台になっている。
クレジットがローマ字なのは海外コンペを意識して?
国立映画アーカイブは現在コンビニ等で開映1時間前までに購入。コンビニの場合は席は勝手に充てがわれ、選べない。
開映時刻になったらスタッフの挨拶後、現状を鑑みて、席の移動を容認。落ち着いたら上映開始に。
中心がスカスカなのに端が密集してたりしてもう少しうまく席の割り振りをプログラミングしてほしいのだが