中山美穂さんが1人二役で、神戸に住むヒロコと、小樽に住む樹(いつき)を好演してます。
岩井俊二監督が、中山美穂さんにこの役を頼んだ時に「わたし、映画って好きじゃないんですよ」と渋々役を引き受けてもらえたらしく、公開後は「もう絶対映画にしか出演しません❗️」と極端なこと言われたというエピソードがおかしくて好きです笑
当時この映画がすごく気に入って、樹の住む白樺の木々に囲まれた家を見てみたくて、ドライブがてら小樽に行った事があります。
が、映画の情景は残念ながら蘇って来なかった笑
だから、スクリーンをとおしてこんなに素敵な映画に仕上げるって、ほんと映画監督・俳優ってすごい仕事だなと感動しました。
とにかくストーリーと雰囲気が大好き。
最初わけわからんていう人も我慢して最後まで観てほしい。
最後まで合わなかった〜って場合はゴメンだけど笑
‼️ここから下👇はネタバレ
(男性のほうの)樹はずっと同性同名の樹の事が好きで忘れられなかった、というのが最後に樹が知って、思い出を大事にしようと心に留めた、樹のためのストーリーだと思う。
逆に、(男性のほうの)樹が学生時代に好きだった女の子に似てるって理由で選ばれたヒロコの気持ちは…って思うとヒロコがかわいそうだな。と思った。
昔、観て感動したけど、大人になってもう一度観ると、ヒロコ側の事も考えて観てる人どれだけ居るのだろうと気になった。
全然余談だけど笑