第20回大阪アジアン映画祭特集企画＜タイ・シネマ・カレイドスコープ2025＞。1秒でいいギャグを10秒くらいかけて何回もやってくれる。さすがに緩すぎるw

雪辱を果たすべく立ち上がったムエタイ。

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格闘家として活動しているサンは大会に出場し、友人がグローブに塗った劇薬が自分に付着してしまったこともあり、大敗してしまう。
2人は預言者に教えを乞い、亀が吉だという予言を頼りに街を繰り出し、3人のジジイが営むジムへと辿り着く。
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思ったよりもムエタイハッスルしなかった。

会話が結構支離滅裂な感じでギャグもよくわからず、ずっと滑っているようなコメディだった。

大体の事柄が偶然起こり、突拍子もない展開の連続で、今この人たちは何をやりたいんだろうという感じだった。置いてけぼりを食らっている感じだ。

突然、古代の壺を探しにいったり、突然ポケットから預言者が生前作っていたピンポン爆弾を取り出して爆発して指が吹き飛んだり…

ヒロインもヒロインで結構ぶっ飛んでいるし、登場人物全員、頭のネジが数本外れてて、普通の感覚で見てしまうと結構キツイ。

最初と最後くらいしかムエタイが戦う展開が無くて、思っていた内容とはかなり異なっていた。

賑やかな映画ではあるんだけど、かなり理解不能なところが多くて正直しんどい2時間だった。ラストの一撃は良かったんだけどパンダ要素は微妙だし、3人のおっさんわけわからなさすぎてカオスだった。

大阪アジアン映画祭2025、四本目。これはさすがに緩すぎで、ないに等しいメインストーリーに必然的に脈絡のないギャグが絡まり、同じような間の音楽使いが延々続く。時間の無駄だったが、まあ隙間時間だったから……。タイは異様に上手いドラマ映画はあるのに、なんでコメディになるとこうなっちゃうのだろう。