再鑑賞だが全く覚えていない。レイモンドチョウはこの雰囲気が欲しかったんだろうねキャノンボールと同じ雰囲気を纏う素晴らしい野郎映画、愛川欽也がアメリカで受けているコンボイ映画を日本で作ろうとして生まれたトラック野郎にも通じる感覚もあった。スノーマンはまんまヤモメのジョナサンや。
カースタント映画の巨匠ハルニーダムによる当時最高に素晴らしいカースタントと享楽的で祝祭的な雰囲気で彼が演出家としても素晴らしいのが良く分かる。当時の家族総出で観に行くポップコーンムーとしても最高な出来だと思う。トランザムを操りコンボイを護衛するレイノルズと気持ちの良い男と女達丁々発止のヤリトリと見事な連携で警察シェリフを出し抜く、追う警官達も嫌味がなく気持ちが良いやられっぷりで全てが笑いに昇華され娯楽に徹している。ロードランナーとコヨーテの様な痛快さも合わせて最高な時間だった。今見るとカースタントはゆったりしたスピード感だがそれを含めても最高イカす。
