消防署に取材に行った撮影クルーが、火災現場についていくと、そこはゾンビウィルスが蔓延するアパートだった。果たして生きて出られるのか?という話。
全編が撮影クルーの手持ちカメラ視点となっており、揺れて酔う代わりに、最高の没入感を体験させてくれるPOV方式(ポイントオブビュー、一人称視点)の映画。
狭いアパートで無数のゾンビから逃げ惑う、ゾンビに追われて階段を駆け上がり、逃げ込んだ部屋にもゾンビ!
とにかく逃げ回って叫び回るジェットコースターのような80分間。
最初に、アパートの部屋割りと住人の説明があるので、ちゃんと聞いておきましょう。
そうすると余計に「いや、その部屋はあいつの部屋やから危ないんじゃ、、、」とか想像できて楽しみが増えます。
ただのゾンビパニック映画でもなくて、ちゃんとホラーとしてメッチャ怖いのも魅力。
一応こうなった原因は、最上階の部屋で行われていた宗教儀式が関係あるというストーリーがありまして、その謎が少しずつ解けていくにつれ、恐怖が増していきます。
まぁ最上階が一番怖いわけですが、この映画の素晴らしい点は、
2作目は、1作目のラストシーンから始まって、そこからの90分間の出来事だという点です。
1の一番怖いシーンからスタートなのよ。そこからまだまだ怖くなっていくねん。
ぜひ1と2をセットで見てください。