このレビューはネタバレを含みます
人生初フィンチャーにしてしょーもないB級ばかり探求していた事を始めて後悔した映画。全てはラストの為に！というタイプの映画なんだけどラストまでの道のりが疎かになっていて普通に退屈。無駄に間延びしていて長い。それぞれのアクシデントはほんっとうにラストへと繋がるためだけの要素で、あれだけのことをしといていざとなった時に「車で溺れさせた時だって緊急時のダイバーを用意してた」とか言われても信じれるわけがない。どんどん疑心暗鬼になってボロボロになっていく主人公とその演技はとても良かったけど、あのオチは「はぁ？」を越えて「はぁ...」。というかそもそも、このオチをあるB級映画に丸パクリされてたのは笑ったよね。ただ、その後の展開にはもっと「はぁ」、つまるところ「ニコラスは落ちたことで1度死に、生まれ変わった」と言いたいんだろうけどただただくだらない。落ちただけで終わってたらイラつきで気分が悪いし、そのまま「おめでとう！」のハッピーエンドでも意味不明で気分悪い。まぁオチに既視感があったというのが一番の敗因である事は確定しているけど。。
視聴 2024年1月11日
