hoshikazukanjo

出発のhoshikazukanjoのレビュー・感想・評価

出発(1967年製作の映画)
5.0
ねぇちょっと本当に、ジャン=ピエール・レオーのあまりの素晴らしさに泣いている。
これで好きにならない方が難しい。
カメラが完全にレオーに恋をしているよね???????
もう、そうとしか思えない。

90分間ひたすら躍動していて、一瞬も飽きない。本当に凄い。まばたきするのが惜しいほど釘付けになる。
映像の持つ表現の魅力が、これでもかというほど詰め込んである。
走って、大声出して、これを演じるの相当疲れただろうな…。

初っ端からレオーが魅力的すぎて、何回も巻き戻した。
マハラジャの付き人やってる時にレオーが発する「Très bien」があまりにもTrès bienで巻き戻し。こうやって細かいところを何回も巻き戻していたら、90分の尺のところ120分くらいかけて見てしまった気がする。

てか今回のレオー、他作品に比べてかなり色っぽいシーン多くないか…?
鼻血出して店長に拭かれてる時の口元を見て。
マダムに誘惑されるシーンを見て。
自分の唇を指でなぞるところを見て。
とにかくレオーが動きまくるから、何回も髪が乱れるし、お決まりの(⁉︎)前髪かきあげをその度に見せてくれる。
とんだご褒美だよ…

は〜…
りんごモグモグしてるだけで超キュート。
こんな美容師いたら毎日通うわ。
一瞬にバイク乗りたい、トランクに入りたい…
鏡のシーンのニコニコ笑顔にときめきすぎて死ぬ。


この映画あと100回見たい。100回見たら、またさらに100回見たくなるだろうな。
最高です。
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