あれに見えるはプラハじゃないか！
美しき百塔の都プラハ！
これまでに旅行した欧米の街で最も美しかったのがプラハだ。
東欧の旧社会主義国だからと全然期待していなかったから余計かもしれないが、兎に角一目惚れするほど美しい中世の都だった。

第二次世界大戦後、なぜ社会主義国になってしまったのか…私には未だに理解できない。世界有数の先進工業国でヨーロッパの中でも民主主義が発展していたチェコがどうして…。
社会主義国になって以降もその文明成熟度と高度な技術力に支えられ1950年代まではやはり先進国であった。そのチェコの経済を鈍化させるんだから社会主義体制というのは本当に愚かとしか言いようがない。

さて、映画の内容は、理性ある大人の恋愛で抑制が効いており良かった笑 ドイツ映画ほど重くなく、フランス映画ほど放埓でなく、イギリス映画ほどポリコレでなく笑
しかし、大統領の仕事が耳ざわりの良い綺麗ごとで、民主主義と地球温暖化と人類愛とでも言おうか。まぁそれが仕事だからね！笑

この映画のヒロインは金髪だったが、私がドイツ留学時代に知り合ったチェコ人女性は黒髪だった。プラハの街を歩いていてもお洒落な黒髪女性が多い印象だった。
一方で、"チェコスロバキア"のもう片方であったスロバキア人女性は栗色の髪で灰色の瞳をしていた。背が高く、脚もスラリと長く、タレ目がちで、綺麗だった。
映画とは全く関係ないが…、留学中に上記のチェコ人とスロバキア人を含む5人で神経衰弱をした際、その綺麗なスロバキア人学生が圧勝した。私はそれ以来、スロバキア人は賢いと思い込んでいる笑
ヴァイオリンとギターを弾くのが好きでイタリア語も流暢で…、文学の話をした際に、ヘミングウェイの『武器よさらば』を「私も好きよ」と言ってくれた唯一の人だった。

うーん･･･盛り上がりに欠けてた。

女性大統領が自分の立場を隠して恋する話。

ロマンチックでもないし、面白くもないし･･･チェコに良い思い出がないから、そう見えたのかな？
よく言えば大人の落ち着いた恋愛(°▽°)

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