このレビューはネタバレを含みます
前作『帝都物語』よりはややわかりやすいながらも、それだけに簡素にも感じるストーリー。しかしながら、マッド・スクリーミング・ジョージによる特殊メイクで気持ち悪さを前面に押し出してくる新規軸(?)で、また違ったベクトルの狂気が迸る。
とはいえ、加藤昌也演じる中村の演技は棒だし、そもそも辰宮家の者でもないし、一体何者なんだよ感が強く、ラストも「なんで勝てちゃったの?」ってかんじで目が点。
エピローグの福島の疎開先で雪子とミオみゃんが再開できたシーンは美しかったけど、こんなに東京や日本をテーマに据えてきたのにエンディング曲はアメリカのSSWジャニス・イアン。。
気に入らないところは多いけど、グロシーンは見もの!特に「虫ミオ」は、おお😨ってなります!!クローネンバーグみ👍