ニコリ

氷点のニコリのレビュー・感想・評価

氷点(1966年製作の映画)
2.9
20180329(木)チバテレ「木曜スター劇場」録画。20180403(火)朝に鑑賞。
気づいたのが遅くて録画は途中から。おそらく頭から20分くらいは見逃し。
若尾文子は母が好きな女優さん。氷点のことは、よく聞かされていたので、原作だけでなく、たぶんこの作品も母はみているはず。
安田道代さんは、この当時は可憐な印象だったのかな。私としてはしっくりこないかんじもややあり。心が氷点、というセリフで、タイトルの一端を理解しました。
あたりまえだけど、俳優のみなさんが本当に若い。森光子さんは東宝とカッコがきでクレジットにあったから、映画会社の垣根を越えての出演ということだったのかな。
この作品の若尾さんもとにかく美しいが、母の好みの女優さんの個性が際立っていると感じた。母が若尾さんのことをかなり好きだったと知ったのはほんの数年前なので、あぁ、こういう人が好きだったのかと。ちなみに、子供の頃の私は佐久間良子さんが綺麗だと思ってたなぁ。
現在、母も心が氷点になってしまったかのような入院生活なので、この作品を完全ではないけどみられたことで、母の人生のいっときを共有できたならと自分を慰める気持ちや、母が好きな女優さんが出ていたことだけでもう高スコアになる。
製作年が私の生まれた年だったということも、なにかご縁を感じました。
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