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フィダーイー・フィルム
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『フィダーイー・フィルム』に投稿された感想・評価

略奪されたアーカイブを奪い返し、新たな作品として甦らせた抵抗の映像作品。

山形国際ドキュメンタリー映画祭2025で上映された作品を、信州・松本で特別上映。

正直、鑑賞時には作品の訴えたい事が分からなかった。ですが上映後のアフタートークでの解説で背景や文脈が見えてくるとこの映画の訴えていることの大きさが分かり、その勇気に脱帽。

イスラエルによって奪われたアーカイブ(記憶や記録)を取り返し、奪われたことを逆手に新たな映像作品として甦らせる。

調べたところ、「フィダーイー」とは、 「自己犠牲をする者」「命を捧げる者」 という意味。PLOの戦闘員もフィダーイーと呼ばれ、96年までのパレスチナ旧国歌のタイトルでもある。

25年10月に再び停戦合意がされつつも、いまだに不確実な状況。今日この作品を観た日に放送されたNHKスペシャルでもガザが取り上げられた。安全地帯にいる自分も、関心を持ち続けていきたい。

字幕翻訳:加藤初代

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2025/10/19 松本CINEMAセレクト
アフタートーク
カマール・アルジャアファリー監督
鵜飼哲さん(一橋大学名誉教授/ポスト植民地文化論/フランス文学・思想)
早尾貴紀さん(東京経済大学教授/社会思想史

◆早尾さん
イスラエルによってアーカイブが奪われた。イスラエル側の整理やキャプションによって歴史の歪曲が行われた。他方でアーカイブを密かに守る戦いも展開されていた。監督はこの歪曲への抵抗するためにこの作品を撮った。
「土地なき民に、民なき土地を」シオニストの政治神話。
パレスチナ人を不在化する捏造の物語への抵抗が必要。シオニズム運動前の写真を随所に使われてる。

◆カマール監督
パレスチナは抗争の歴史
イギリス統治から建国まで争いがなかったことはなかった。この映画はその連続性へのオマージュ。イギリスは暴力的な統治をしていた。集団的懲罰。ガザで起きているジェノサイドを理解するにあたりその歴史を知る必要がある。1936年の抵抗運動で半年続いた。これはとても大きかった。イギリスはこれを鎮圧するのに苦労した。本国から鎮圧の“エキスパート“(拷問に長けている)を呼んだ。他国でもおこなってきたイギリスの植民地的なノウハウをパレスチナに対しても行った。
この作品は様々なアーカイブを集めることで、集団的懲罰※や炎などの反復的行為を見せた。※抵抗があった場合、個人ではなく隣人に対しても懲罰した。
今こうやって話すと興味深いと思うが、この集団的懲罰は成功しなかった。むしろ新たな抗争を呼んだ。いつか成功すると信じ込んで、イギリスはずっと同じことを続ける。そう言った思想が続き、ガザでイスラエル軍によるジェノサイドが続いている。

この映画では妨害行為、イスラエルからの押し付けへの抵抗。カウンターナラティブを提示している。奪われたものカメラ。
監督自身はこの作品を作ることが楽しかった。「映像を操る」力を与えてくれる。入植者を赤で塗りつぶすこともできた。

炎の合成は、イスラエルの映像利用に対する抵抗、血、抗争。

ナクバやレバノン侵攻時の本物の炎。合成の炎は「現在進行形のナクバ」とそれに対する抵抗が偏在されている


エンドクレジットはごく親しい友人との15年前の会話を切り取ったもの。全てのことを回復させることにパレスチナ人は執着している。

映画の素材。盗まれた素材とイスラエルのアーカイブ、プロパガンダなど。ビーチの作品は映画。

フィダーイーは、パレスチナ人にとって「マジカルワード」。自らの身を犠牲にする、最重要な概念。
イスラエルからすると妨害行為をする人と言われる(サボトゥール/ヘブライ語)。
違う題名として「サボタージュ映画」と言っても良い。離散したパレスチナ人たち
国境に介入、パレスチナに戻る行為。
超能力は想像力。

映像と記憶を巡る戦い
ガッサーン・カナファーニー(作家)が引用12歳でナクバを体験してシリアへ逃れて難民となる。故郷を奪われた難民の不条理な歴史体験を描いた作品が支持を受けている。若くして暗殺された。カナファーニー「私を殺すことはできるが、書いたものを消すことはできない」

映像や記憶を集めているがカナファーニーな強力なインスパイアを与えた。

2025-175-170
映像というフロンティアでの闘争
Yuki
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ドキュメンタリーの再編
映像作品として撮られてない映像の編集
作るプロセスに興味湧いた

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