ゾロ

レッド・ライディング II :1980のゾロのレビュー・感想・評価

4.0
三部作の連続鑑賞 二作目

衝撃のラストだった1作目から
どのような展開になるのか?

filmaにあるジャケットから
アンドリュー・ガーフィールドの出番を
楽しみにしてたら・・出てこなかった 驚


それでも、
1作目関係ある?
いや、関係無い?
そうかーそう繋がるか―

四面楚歌?
お前は、やはりやられるな・・
えっ?裏切り?
腐敗し過ぎだし、闇が深すぎる

今回もなかなか衝撃的なラスト!!!



1980年 イギリス北部
ヨークシャーを舞台に
娼婦ばかりを狙った
連続刺殺事件が起きていた

本事件の捜査をする刑事が主人公

実は、彼は1974年のカラチクラブ事件の
捜査をしていたが・・・

本作の連続刺殺事件の真相究明や
刑事の過去や同僚との関係などは
よくある物語と感じてしまうが
前作との関連性の小出し感が絶妙
(ん?もうちょっと欲しい・・)

前作で目撃したカラチクラブ事件と
本作で語られるカラチクラブ事件の
概要が何か、違っている・・・
(ん?なんだこの違和感?)

→ ちゃんと判明します


前作の記者も、今回の刑事も
熱血漢や正義感が強い人ではなく
怠惰な所や倫理観を外している所がある
そんな人物像がしっかり深堀されている事で
実在していそうと感じるし、
一歩踏み誤った人間の末路に憂いも感じる

前作の閉鎖的な暗いイメージから
少しだけ明るくなり、事件の内容は
凄惨だが、心理的には観やすくなっている

ただ、業が深すぎる
ゾロ

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