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シャクルトン 南極海からの脱出
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『シャクルトン 南極海からの脱出』に投稿された感想・評価


栄光ある失敗、

エンデュアランス号遭難事件(1914-1917)を描いた映画です。

実話に基づく物語。

英国探検家アーネスト・シャクルトン卿を
ケネス・ブラナーが演じてます。

前人未到の成功が讃えられるのは当然。

ですが、致命的な失敗に際して、事態を収拾し立て直すことも大事です。

確かに、目的地に到達するという意味では、シャクルトン探検隊の計画は大失敗でした。

極限状況のなか、隊員全員を生還させたという事実は、単なる成功以上の価値を持ちます。

これを偉業として捉えるのは、日本人に薄い発想ではなかったでしょうか。

“栄光ある失敗“という観念を見習わなければならないと最近つくづく思うようになりました。

エンデュアランス号遭難事件の10年ほど前に起きた、八甲田山の悲劇を思い出しちゃいますね。

『八甲田山』では、生還者は疎外され、成功した隊の成果も秘匿されました。
 

1914年、シャクルトン率いる探検隊が南極横断を目指す。

ところが、エンデュアランス号は氷の海に閉じ込められ、ついには沈没する。

酷寒の南極海で救助は望めない。

シャクルトンは、隊員たちを率い、生還を目指す…


2002年のイギリスとオーストラリアの合作で製作されたテレビ映画です。

だから、ご覧になった方は少ないのでしょう。

DVDレンタルで観た後、エンデュアランス号遭難事件を扱った書籍も読みました。

不満分子の扱い方や適材適所の人員の配置など、人間関係で苦労した様子がより分かりました。
前後編のTV映画。イギリスの南極探検隊家アーネスト・シャクルトンの探検のうちエンデュアランス号の奇跡を描いたもの。
このドラマの他にもシャクルトンの手記、エンデュランス号の航海についての本、シャクルトンを批判する本もあって、どの視点で描かれるかで同じ出来事も大分違う。

ケネス・ブラナー主演。本人の写真見たがかなり似せているんだな。

前編。他国に南極探検で先を越されたイギリス、シャクルトンが熱意を持って探検継続を訴え、ついにエンデュアランス号出航、南極に到着し氷山を掻き分けて進むあたりまで。
なので、過酷な状況はあるものの、サバイバル映画のそれと比べると前編はまだ楽観的。

氷に強い船、冬が過ぎれば氷も割れてくるという予測、確かにそうだったかもしれないが、想定外のことも起こる。
氷に囲まれ身動き取れなくなってもそのうち動けるようになるだろう…なんて思いは打ち砕かれる。

時代は第一次世界大戦開始の頃だし、絶望的なんじゃないかと…

エンデュアランス号の話は有名なので結末はわかっているので、どんな過酷な状況だったのかを見ることになる。

後編。一面の雪景色に悠然と佇むエンデュアランス号が幻想的で絵画的な美しさを放っていたが、起こっていることは悲惨そのものだった。

あの状況で小さいボートでどこへ行くにも困難極めるし。
食料は減り、野生動物も見えなくなり、クルーの士気は下がる。シャクルトンのリーダーシップが問われるなあ。
これリーダーがポンコツだったら全滅だったかもしれない。

それにしても彼らが極寒の地で奮闘してる一方で、ヨーロッパは戦争真っ只中、観ている側も同時に起こっているという実感がわかなかった。
そりゃ政府も救助まで手が回らないわけよ。

これだけの期間過酷な状況にいた話なのに登場人物の体型があまり変わってないのがちょっと詰めが甘い気がするけど2002年のTV映画だからまあいいか。見ごたえはあった。

ちなみにエンデュアランス号は2022年に発見されたニュースがあった。その後新たなドキュメンタリーも作られたようだ。

これ撮影どこでやったんだろうか?「北氷洋」は北極舞台でノルウェー北部で実際に撮影したガチの極寒だったらしいが。
こちらもたぶんそれに近いことしてるかも。