kazoo

男と女のkazooのレビュー・感想・評価

男と女(1966年製作の映画)
4.0
夫と死別した脚本家と妻が自殺したカーレーサーが、同じ寄宿学校に通う子どもたちをきっかけに出会う。お互いに好意以上の感情を持ちながらも激情に身をまかすことのできない2人。それでも、彼らは互いの存在に救いを見出す。この作品は、愛、喪失、再生といったテーマを取り扱う。とくに「愛の不完全さ」や「人生の別れ」について考えさせられる内容となっている。1967年のアカデミー賞で脚本賞などダブル受賞した本作だが、私の親しい友人は「ワケわかんない」と評する。映画のストーリーテリングが非常に詩的でとらえどころがなく、時には抽象的な表現が多いため、観る人によって解釈が異なってくる可能性がある。また、登場人物の感情や関係性が複雑なので、ストーリーが理解しにくい部分もあろう。とはいえ、本作はフランシス・レイによる印象的なスキャットと合わせて、多くの人にとって特別な作品であり、時代を超えた名作として評価されている。
kazoo

kazoo