【こんなふうに作家として暮らせたら】
カサヴェテスの特集で、彼の映画を初めて見た。
うーん・・・
カサヴェテス自身が演じている作家がいい。
今ならセクハラと告発されそうな強引さで女に迫ったり、昔つきあっていた女が突然尋ねてきて「あんたの子よ。一晩預かって」と男の子を置いていかれたり。
その男の子に朝食としてビールを与えたり(せめてパンくらい食わせろよ、と言いたくなる)・・・ハチャメチャなのだが、私も有名作家になってこんな暮らしをしたかったな。
これに比べると、その姉という役のジーナ・ローランズは、少しずつ狂っていくようだけど、こういう女とは付き合いたくありません。そっけなくしてごめんね(笑)。
少し長すぎる。もう20分くらい削って、120分で作って欲しい。