Filmarksのおかげでまだ観れてないカサヴェテスの映画が都内でやってることを知れて、観終わったら23:30とかだったが無理して観に行ってよかった。これが正真正銘の遺作であり集大成であり最高傑作だと思いました。まだ観てないの3つぐらいあるけど
前夫と娘を轢き殺す妄想の辺りから只事じゃないムードが流れ始めているなと思ったけど、
ペット飼い始めるところから尋常じゃないキレの演出が立て続けに起きて物凄いことになった やりたい放題…
常に誰かの元に人が流れて一人ぼっちに戻って…みたいな流れがずっと続き、そこに喰らってしまった。犬連れてかれるオッサンだってそうなんだよなーと
一人佇んで煙草を吸うカサヴェテスの横顔が意味わからないぐらい格好いい。
子供を車で追いかけるシーンがTPSカメラすぎて面白かった いや好きなシーン多すぎる
ユーモア、実験精神、重箱の隅を突くような人間の感情を形容しようとする試み、自分が個人的に映画に求めたい体験が全て入っていて、鑑賞しながら高揚しまくってる自分を俯瞰で見ているような感覚に陥った
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