一人旅

ロゼッタの一人旅のレビュー・感想・評価

ロゼッタ(1999年製作の映画)
3.0
第52回カンヌ国際映画祭パルムドール。ベルギーのダルデンヌ兄弟監督作。貧困に苦しむ少女ロゼッタの姿を描いたドラマ。アルコール依存症の母親と共にトレーラーハウスで暮らすロゼッタ。突如職場をクビになった彼女はワッフル屋で働く青年と出会う・・・。貧困や家庭環境が彼女に酷い行動を取らせる。仲良くしてくれた男友達を平気で裏切ってしまうシーンには心が痛んだ。大きな盛り上がりは無いかもしれない。でも、世界の片隅で生きる一人の人間の現実を非常にリアルに描けていると思う。
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