ロゼッタの作品情報・感想・評価・動画配信

ロゼッタ1999年製作の映画)

ROSETTA

上映日:2000年04月08日

製作国:

上映時間:93分

ジャンル:

3.7

あらすじ

トレーラーハウスでアル中の母親と暮らすロゼッタは、酒に溺れ、家に男を連れ込む母親と喧嘩が絶えない毎日。そんなある日、勤め先の工場を突然解雇されてしまった彼女は、ワッフルスタンドで新入りの店員・リケと知り合い、そのスタンドで働き始めるが…。

『ロゼッタ』に投稿された感想・評価

4.0

美しさとは、さまざまな社会的な尺度からは基本的に外れた場所に存在することを、1人の少女の姿を通して、鮮やかに描き出していたように思う。

またそれゆえに、美しさに近づこうとしても、社会的なまなざしは…

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sss
-
意志が強く可愛げもなく、不器用で脆い。

演技がうま過ぎるんだろうな。
葛木
3.4
淡々とロゼッタのことを映す。うまくいかないことばかりで、彼女の仕草から内面が漏れ出ていて素敵だった。

作品それ自体がロゼッタというか
彼女の感情がカメラと一緒になっているかのような一体感が全編通してある

わかりやすさは前作に劣るけど感情の機微とかいうのを通り越して作品そのものが感情を出しているよう…

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Q
3.4

これはきついね
ロゼッタ、なんでこんな境遇なのか、父親に捨てられたからか、母親はアル中で管理人に性的奉仕をして生き延びている
そんな母親のようになりたくなくてちゃんとした仕事を探すけど不景気でどこも…

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水清
-
このレビューはネタバレを含みます
カメラにおいて湿度はやっぱりかなり重要。写真らしさの枠を出ずに濃淡の少ないが良い写真を撮るにはこらがヒントかも
st
-

中望遠のレンズで記録映画かのごとくロゼッタの姿を追う。水を汲む手を、森を駆ける脚を。"貧すれば鈍する"の謂れのように仕事も男もたちまち失ってしまう。何度も唱えられる「Laissez moi」は彼女の…

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Ryo
3.7

公開した99年当時はロゼッタの胸から上の主観映像で展開するのが新しかった。随分前に見た時は、こんな生活を余儀なくされる人々がいるのかと衝撃を受けた気がする。貧しくても尊厳を失わないロゼッタ。

今や…

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解雇を言い渡された女の子が大暴れして拒否しているシーンから始まる
長い睫毛の綺麗な瞳は笑う事なくいつも怒りに満ちている…
まだ15.6才かな
トレーラーハウスでアル中の母親と暮らすロゼッタには死活問…

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XA12
3.7

過去鑑賞。
全部見たわけじゃないけど、ダルデンヌ兄弟の中では好きな方。
女が最後に泣く系映画。なんとなく愛情万歳とかも思い出した。少女ムシェットとはちょっと違う。バッドエンドではないかな。
ドキュメ…

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