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紅蝙蝠 第一篇
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『紅蝙蝠 第一篇』に投稿された感想・評価

✔️🔸『紅蝙蝠 第一篇』(3.5)🔸『落下の舞』(2.9)🔸『まごころの歌』(3.2)🔸『海の母』(3.4)▶️▶️


 米国の戦勝没収からの、返還映画にも観た事のない監督も多い。戦後も活躍してて、名前は目にしたことがあるのもあれば、初めて聞く名も。まずは何も知らない方から1本。サイレントの『紅蝙蝠~』は、スタイルとして統一されていないが、サイレント期はこんな自由自在なカメラと編集の作が、どのくらいの割合で出来てたのか、と好ましくなる。躍りながらの乱暴・好き勝手・拘り部は細かすぎる、包丁舞いみたいなのが、実に愉しくなる。ガンス・エイゼンシュテインや伊藤大輔『大岡政談』らの技を、四角四面ではなく自由に振り回し楽しんでいる。異常に刻みまくるカッティング、カメラの速度や動きの尋常なさ、役者の過剰ワルノリ、しかし映画作りの矜持はある。
 闘いや野次馬ら各者の反応や囃しのリズム細かい叩き込みカット積み、前へ大八車ら突きだしの異常な角度変連打、闘いや怪力で空中へ次々放り投げられる大八車らのあり得ぬ捉えや浮遊の限り無し、そしてそれらに下敷き断末魔捕り手ら、カメラのフォローやパンの速度。また、中途では、長めどっしりと好き勝手芝居の収めカットも。カメラはしっかり固定ではなく、対象のエネルギーに併せて上下に自然に揺れ、役者も勝手にカメラに近付き自己アピール、も自由。時代劇の格式無視の荒っぽさ・人間味・艶かしさ。俯瞰やDISも自在に。映像が自在に膨らみ・流れ・呼吸してく。
 徳川時代に入り、先細り・移封へ織田家。息子と相愛の、姫=おちいさまを、田沼老中の傍女に差し出して、延命・自分も甘い汁狙いの筆頭家老。おちいさまの側用人は、江戸で浪人・好き勝手暴れ・敵も人間魅力に引き込む、甥っ子を助力を仰ぐ。おちいさまに満更でもない、暴れん坊甥っ子は、喜んで家老勢力対峙に。他の岡惚れ女や、男っ振りに捕り手の今や親友らも絡む。
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 これに比べて、トーキー期、スター歌右太右衛門の順当時代劇『落花~』は、カット内・対応カット間の距離感のスッキリ正確さ、フォローの粘りや大Lでの立ち回りも正確、でピシッと締まってる。どんでんや90°変らもキッチリしてる。主人公妹の、女だてらの姿勢や薙刀対応も心地いい。 
 只、追われ瀕死の侍の旗本名門脇坂家匿いから、紀州家取込みを謀る、正雪や忠弥の隠謀が見えてきて、出てくる主人公が旗本退屈男然となると、パターン展開だけに。
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 全編の何分の1しか残ってない『まごころ~』の方が、溌剌と可能性感じさせる印象。戦地へ送った慰問袋の人形を気に入られ、お返しの手紙が来て、その銃後の実家が近くと分かり、父の工場で働いてると分かった妻への便宜図り、そこの優秀で真面目な小学生の息子を、豪邸も冴えない自分の弟と交流させる為に招く、女学生。
 戦地シーンのトラック上カメラからの迫力臨場感、行軍の兵らや内地の家での、スッキリ広さと縦の位置存在、丁寧な寄り対応感、は何か次段階と清涼感を感じさす。
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 名前はわりと目にする方では、伊賀山という監督名はTVのCSらでよく、だが、怠け症なので実のところ観たことはない。
 まして『海~』戦前の作、彼の戦意高揚映画のタイトルなんぞ聞いた事もなかった。果たして、未だ若く映画作法に正対し濁りなく力強くブレなく、見事な作品だった。最近見直した、同時期米国でも作られた、アカデミー賞何部門かを独占した、名作と言われてる『ミニヴァー夫人』に劣らない見事さ。
 太平洋戦争開戦前へ向け、海軍の募集に惹かれ志願する十代半ばの少年兵の統率とれた教育の威容と開戦に至る前の、田舎の農村の、母1人の家庭で、既に長男戦死直後、次男の志願に留め置かんとする、母の苦悩を描く。近くの村長宅の、戦死者や現教官の、手紙や言葉、その前に長男の遺言的手紙に、揺り動かされもし、遂に奉公してのより高次の国家を護る決意のスッキリした解放感に至るまで。
 寄ってく長めに回るが加わる、フォローの縦や横移動・パンの往き来、退きやパンで思わぬ見事な縦の構図の懐ろの現れ、退きでも寄りでもどんでんや90°変らへの切替えと組立ての足場、そして角度を変えてのCUまでの3段寄りも活きる・杉村ら俳優の全身やアップや切返しの染み入り。DIS多用繋ぎや、ドキュメンタルもキレと力に満ちた集合や訓練風景入れ、その面会ドラマからそこに至る過程過去シーンの構成、はしゃぎが浮わつかない腰の据え方がある。
 国のトップの迷走や大不況・日中戦争の行き詰まりはあるにしても、今に至る悪のアメリカの仕掛けた戦争、少なくとも庶民レベルでは、生残り平和行き着き願望とともに、敢然とした・負けようとも悪の米に一矢報いる、生死を越えた決意も、半分近くはあったは確かだ。















   直後感
■『紅』。393.9' 傾き、角度、重ね、速パン、左右移動、近くへ来る、上下ユレ、俯瞰
眺め、なまめかし・可笑し、ユーモア人間味、真味、dis、F、素早く幅膨らみ自由、父子違い
明和、おちいさま、筆頭家老、浪人、役人とり手、見張り間者、家のためか、織田小さのこる、おちいさまの為、
■『落』。離れ対、F・広スッキリ・どん・90・縦、3942.12'、粘りや矜持、由比や丸橋、家老、直参脇坂、妹、意見書、
■『ま』。11.3943.、慰問袋、近く手紙、子と弟、5、射場ゆれブレ・スッキリ地上・縦・廣・切返し、昼間1人母は父の工場、女学生・人形むすこ、
片岡一郎の活弁、宮澤やすみの三味線伴奏付き
flyone
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三岡龍太郎が荷車を投げまくる冒頭のキャメラワークのアクロバティックさに驚く。サイレント映画もすでに晩期だが、語りの滑らかさとは異なる画面の連鎖に瞠目する。