このレビューはネタバレを含みます
2018/01/19 シネフィルWOWOW
チャップリンの映画は昔一度チャレンジしたが、当時はそれ程興味が持てなかった。
20年以上ぶりに初めてきちんと観て良かったと思う。
チャップリンが何故喜劇王と言われるのかが解った気がする。
どこぞの国かのヒンケル大統領と床屋の1人二役を演じるチャップリン。
床屋でハンガリー舞曲をバックに髭剃りのシーンには声を出して笑ってしまった一番好きなシーン。
最後の群衆に向けて演説するシーンは凄みがあり感動的で、
まるでチャップリンが私に向けて語りかけてるかの様に、熱いものが込み上げてきた。
この世紀に残る約5分にも渡るチャップリンの演説だけでも観る価値あり。
最後の希望を感じさせる終わり方も良かった。