このレビューはネタバレを含みます
「自分らしく生きるぞ!本当の自分で!」って決めて始めた新しい生活のはずなのに、愛するひとが自分から離れちゃわないように、愛してもらうために結局嘘で固めた違う自分を作り上げて、だけど最後は「時々君のことが分からないけれど、愛してるよ」ってそんなあり方すらも受容してもらえたんだと思わずジーンとしたところ「最低!」の平手打ちだったので笑っちゃった
スティーブは度を超えてるんだけど、“ありのまま”を見せないと愛してもらえないのかな〜とかそういうテーマにも読めた 信頼関係を築きようがないのか
フィリップがチョコレート?を食べるシーンで、包み紙に書いてある言葉に毎回ときめいてるのに「笑顔は君の顔に咲く花」みたいな言葉のときだけ顔しかめて口からチョコ出してたのも好きだった