たむランボー怒りの脱出

ありがとうのたむランボー怒りの脱出のレビュー・感想・評価

ありがとう(2006年製作の映画)
4.0
これでもかというくらいに繰り返される空撮。神戸の町からゴルフ場へ。空撮という手段によって、1995年・神戸
(映画前半) と2000年・どこかのゴルフ場 (映画後半) が接続される。(震災の被害状況を伝えるニュース番組の空撮とゴルフ場のコースを見渡すための空撮)

前半の悲惨きわまりない物語から一転して、赤井英和のどこまでもポジティブな人柄が人々に元気を与えていく後半へ、という展開が見事。