キャッスルグレンギャリ

暁の出撃のキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

暁の出撃(1954年製作の映画)
3.8
U-Nextで鑑賞。「チャタレイズ作戦」という史実に基づいた作品だそう。原作は「大脱走」も書いたポール・ブラックヒル。
中国が最も恐れているのが「三峡ダム」を攻撃されて決壊してしまうことだそう。第二次大戦でイギリスがダムを決壊させることに着眼し実行していたとは、本作を観るまで知りませんでした。
ダム攻撃直前ではなく、ドイツに渡ってからずっと低空飛行でダムに接近するのは、レーダー網を避けるためなのでしょうね。
対空砲火を避けつつ、ダムに接近、爆弾投下、山を回避して急上昇。この流れが、迫力満点でした。ただ攻撃企画から実行まで、特に波乱がない(訓練が困難を極めるのは当たり前)のが映画としては残念。