ぉゅ

新・明日に向って撃て!のぉゅのレビュー・感想・評価

新・明日に向って撃て!(1979年製作の映画)
3.6
2023年 鑑賞 23-39-04
NHK BSプレミアム にて
「三銃士シリーズ」「スーパーマンⅡ・Ⅲ」等のリチャード・レスター監督による、「明日に向って撃て!」(69)の前日譚で、ブッチ・キャシディ(トム・ベレンジャーさん)とサンダンス・キッド(ウィリアム・カットさん)の若年期が描かれる西部劇作品。

ー 新という名のエピソード0 ー
「もう法を破らないと約束するなら仮釈放するぞ」「嫌です ウソになる」

トム・ベレンジャーさんのブッチに期待が上がる、岩場の追いかけっこの緊迫感、これが名バディブッチ&サンダンスの誕生だった!、「英雄になりてえのか?」「なりたくねえか? 子供の憧れだ子供のころ 無法者に憧れてた」、雪とスキーとコメディっぽさ、梅●?、サンダンスの早撃ちシーンは痺れる、子どもたちの声「ブッチは嫌だ ブッチはヘボい」、母は「ヘボいじゃなくて ブッチは弱いでしょ!」

“必ず戻る 約束だ”
“ブッチは不細工だと話したが ウソだった 実は割と男前だし 俺が話したより利口だ 悪い男じゃないと覚えておいてくれ”
ブッチたちを追ってきたO・C(ブライアン・デネヒーさん)を発見... 、急いでサンダンスを迎えに行くために家を出る、子どもたちとの別れ、あのハーモニカはっ!、2人の別れ際の言葉がいいっ!、そして髭剃り中のO・Cへのブッチからの忠告、「ヤツが済んだら お前だ」、サンダンス vs O・Cの水たまりでの早撃ちと初めての...

ある理由からの銀行強盗... 、そして造幣所からの蒸気機関車が来ると知り... 、列車強盗が上がった!車上での攻防とピタ●●スイッチ的な展開で “あれ” が振り落とされたり、扉が開いて逃げ出すのと同時に ... ってラストの展開も良かった!

「明日に向かって撃て!」の監督でなければ、役者さんも違うし、もちろん続編でもない(新とついているが... )、前日譚といえど私には「明日に... 」っぽさをあまり感じなかったかなぁ... 「英雄になろうとする」や「雪原地帯での掛け合い」など新しいことへのチャレンジ精神を感じたが、個人的には「雨にぬれても」のシーンやストップモーションが印象的なラストのような上がるシーンが列車のシーン以外でも観たかった。というのが本音。個人的にはコメディ色が入った別の時間軸のブッチとサンダンス(いわゆるマ●●●ース的な)として観て欲しい作品。

「いつもそう これがあなたなの 安らぎは続かない さよなら」

「(ブッチは) 悪い男じゃないと覚えておいてくれ」
ぉゅ

ぉゅ