Arsenyevich

ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォーのArsenyevichのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

2人の映画作家による友情と訣別の物語。
それ以上でも以下でもない。
道案内役の女性の出演は、はっきり言って謎。それよりも、2人に挟まれ俳優人生そのものを翻弄されるジャン・ピエール・レオに焦点を当てたほうが、よかったのでは?と思ってしまう。
魅力的な映画作家を全く魅力的に描いておらず、かなり期待外れだった。

映画に対する想い。
それぞれの熱意。
60年代の熱狂は、今見ると何故か寒々しく感じてしまうのは何故だろうか。
自分自身が歳を重ねた事も、影響しているのかな。

映画自体は情熱の塊で、どの作品もエネルギーに満ち溢れているのに。あの頃の熱狂を今はドライな眼差しで見つめてしまう自分が、不思議でしょうがない。
Arsenyevich

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