今作注目なのが途中のセリフ。 『兄貴、オレは(貧乏で)何も持ってなくても、カオ(プライド)は必要じゃないですか』 同じ"暴力房"のボスとナンバー2の会話ね。 ボスが「弁護士の面倒見てやるぞ」とか言うんだっけかな。 すると「형님 내가 가진 것 없어도 "카오"이 있어야 될 거 아닙니까」 (たぶんこんな感じ。これ、方言などあるからわからん!) 『兄貴、オレは(貧乏で)何も持ってなくても、カオ(プライド)は必要じゃないですか』っていう意味です。 いやあこの『카오=カオ=顔』ってさ、日本語語源で韓国で使われる『プライド』と訳せる言葉ですが、やくざが「わしの顔を立てろや!」みたいに使うところから転用されたそう。 でね、映画でこのようなセリフを出したのはリュ・スンワン監督で2015年の「ベテラン」ですわ。「우리가 금이 없지 가오도 없어?」「俺たち金はないけどカオ(プライド)もねえのか?」が直訳でつまり「俺たち金はなくともプライドはある」という意味。 これは韓国映画史に残ってる名セリフのひとつです。 ・・まっ、これのオマージュですかね。