解雇の、いや新たな未来の運び屋。
国中飛び回り、見知らぬ他人に解雇を伝える仕事。
家族、友人、家、車、仕事、その他諸々。
これらをバックパックに詰め、運んでゆくのが人生。
1人で全てを運ぶには重すぎるので、取捨選択と妥協をしながら運んでいく。
愛する人がいれば2人で、家族がいればもっと多くの人数でそれらを運べると考えるか。
もしくは愛する人や家族を重荷と考えるか。
ある人との出会いがきっかけで後者の考え方であった主人公に起こる変化を描いた物語。
人生のバックパックが仕事でいっぱいの人が多い世の中。
自分は趣味や楽しみをバックパックいっぱいに詰めて、仕事はそれらを運ぶ原動力にしてしまいたいなぁと思いました。