ジェイソン・ライトマン監督3作目！
「JUNO」の中に書きましたから再度になってしまいますが、冒頭ライアン・ビンガム（ジョージ・クルーニー）がスーツケースをスタンバイする場面の短いショットの重ね技は、トニー・スコットとはまた違った意味あいの心地よいスピード感‼️
話の仕組みとしては定番！
本当は危ういバランスで成り立っている主人公やアレックス（ヴェラ・ファーミガ）の仕事とプライベート。そこに異分子ナタリー（アナ・ケンドリック）が入ってくることで色々考え出したり壊れていったり・・。
しかしそれを定番にしないのは、今回かなり感心したジョージ・クルーニーの演技と、安易にはしなかった後半の落とし所。
ジョージ・クルーニーでなければあの上品さと冷淡とが同居しなかったと思います。また言葉の説得力もね、さすがスター‼️
またしてもこの方の作品は、全体で言うとコメディで楽しく観れますがしかし、実は入り口はPOPであっても自然に引き込まれてジワーッと持って行かれる。
やっぱり上手い‼️
撮影は2作目からはずっとエリック・スティールバーグ。そして編集はデイナ・E・グローバーマン。
あとロケ場所気になったんですよねー。お話的にはいろんなところ行きますが、街の名前が出るバックの空撮や空港などシンボル的なものはともかく、あとはスタジオか、まあそう見える場所だろうなあ。
そういったところも上手だと思います。
