こばまさ

幸せのレシピのこばまさのレビュー・感想・評価

幸せのレシピ(2007年製作の映画)
3.7
という訳で、さっそくキャサリン・ゼタ=ジョーンズ出演作からコチラ。
普段あまり観ないジャンルではありますが、料理ドラマは好きですよ。
それでは、お腹を空かせて行ってみよう。


-マンハッタンの人気高級レストランで料理長を務めるケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、仕事への情熱が強く過剰な完璧主義者だった。
ある日、ケイトの姉が交通事故で突然亡くなり、残された娘(姪っ子)のゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)を引き取る事に…
しかし、突然の事すぎて2人の生活はもちろん上手くいかない。
しばらくしてケイトが職場に復帰すると、不在の間に副料理長のニック(アーロン・エッカート)が雇われていた。
自分とは正反対の陽気な性格で、厨房の雰囲気まで一変している様子に、ケイトは苛立ちを隠せない-

“恋も料理もしたくなる!”


これはかなり好きでした。
恋愛要素は王道的なところもあるけど、この子どもゾーイの存在が大きかったかな。
そこに振り回されるというより、ゾーイを通じて考え方や景色が変わっていくというストーリー。

まあ普通に考えて、姉の子どもとはいえ独身でバリバリ仕事している女性が、いきなり9歳の子どもと暮らすって…
そりゃ戸惑いしかないですよね。
一方で、突然母親を失った子どもの気持ちも計り知れないし…

そんな、下手すると暗くなりそうなこの展開を、ニックのキャラと色鮮やかな料理が明るくしてくれます。


まずは、ケイト役のキャサリン(長いので略
やっぱりとんでもなく美人だし、こういう役がめちゃくちゃハマってた。
どうやらワタシ、統計学的に英国女性に弱い様です。

そして、ニック役のアーロン・エッカート。
結構有名な俳優なのに、まさかの初見でございました。
チャラい様でチャラくないそのキャラを、見事に演じていた。

さらに、1番驚いたのがこの子役を演じたアビゲイル・ブレスリン。
どっかで観た事ある気がしてたけど、この子『ゾンビランド』シリーズのリトルロックじゃないか!
もう27歳!もう結婚してるし!
色んな意味で衝撃でした…


ラストは、まあそのオチがベストかなって終わり方だったけど、全体的に満足度も高いし、恋愛も子どもに対する向き合い方も描き方がちょうどいい作品でした。

ケイトの家で、ニックとジーナがピザを作ってパーティーするシーンが、1番好きだったな〜。

大人も子どもも観れるやつですね。
オススメです。
こばまさ

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