マリーゴールド

幸せのレシピのマリーゴールドのネタバレレビュー・内容・結末

幸せのレシピ(2007年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

【ゆっくり過ごす夜に観たいハッピー映画】

マンハッタンの高級レストランで料理長を務めるケイトは、努力家で優秀な一方、完璧主義で、クレームをつけてきたお客さんと揉め事を起こすなどの問題行動があり、上司からは毎週セラピーに通うように言われていた。

そんな中、仲が良かった姉の突然の事故死により姪で9歳のゾーイを引き取り、一緒に生活を始めることに。
またレストランには自分と正反対に陽気なシェフ、ニックが加わる。

自分は完璧だと思っていたが、ゾーイからNoを言われたり、徐々にニックが認められて料理長の立場が怪しくなったり、これまでが覆り、ふたりとの関係に悩むが・・・


終盤、ケイトとセラピストとの会話で印象的なものがあった。
ケイトが「人生を幸せにできるレシピがあればな」と話したところ、
セラピストは「自分で作ったレシピが1番だと君は知ってるはずだよ」と笑顔で伝えた。

予想外の出来事で、全てを失ってしまうような不安を抱いたケイトが、二人に出会い、一緒に過ごすようになったことで少しずつ心がほぐれ、 本当の「幸せのレシピ」を作りあげていたのだと思う。

最後のプチ伏線回収にもすごく心が癒されました!!