マタイ伝を字面通り再現したキリスト物語
驚くべき糞食強姦男色拷問虐殺映画「ソドムの市」鬼才パゾリーニ流を大いに期待したのだが、聖書マタイ伝を文面通り映像化した極めてオーソドックスなキリスト物語。
キリスト物語としては不朽の名作ベン・ハー(1959)の後に製作された本作。
当然ベンハーにおけるキリストの顔を絶対に見せず、説教もせず、彼に相対す人間の畏怖する表情のみでキリストのただならぬ神性を描き切るという手法を知っていただろうから、聖書字面通りというオーソドックスな描写としたのにも相応の確信があったに違いない。
視聴直後の現時点では直接の感想を述べる気にはなれないので、何か考えがまとまってきたら追記したい。
保留の三つ星
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