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Etwas ganz Besonderes(原題)
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『Etwas ganz Besonderes(原題)』に投稿された感想・評価

[東ドイツ人のアイデンティティはどこにある?] 60点

2026年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。エヴァ・トロビッシュ長編三作目。前作『イヴォ』がエンカウンターズ部門に選出されていたので、遂に昇格者が現れたことになる!前任者とはいえシャトリアンの遺産を潰すのは勿体なさすぎるので嬉しい限り。物語は16歳の少女レアとその家族について描いている。チェコとの国境近くにある小さな町グライツで暮らす彼女たちは、旧東ドイツの影響を色濃く残していた。ある時、オーディション番組に参加することになったレアはプロデューサーに問われる。"君を君たらしめているものはなんだ?"と。レアは答えられない。そこから映画は、彼女の家族の現在を追うことで、彼女への質問への回答を探り始める。レアの両親は離婚したばかりで、父親は山奥にあるコテージを営む実家に居候している。母親はレアの通う高校の校長との間に出来た子供を妊娠していて、レアからとにかく嫌われている。祖父母の経営するコテージは破綻寸前で、主体性のない祖父に祖母はイライラしている。レアが唯一尊敬する叔母カティは旧城跡を博物館に改装して東西ドイツの歴史を語ろうとするが、その生き方はあまりにも不器用すぎる。レアの親友ボニーはカティの息子エドガーに夢中で、社会主義者のエドガーはナチスと協力しているとして母カティを軽蔑している。家族仲はとにかく悪く、些細なことで衝突を繰り返しており、唯一結束感が感じられるのがレアのオーディションだった。英題"Home Stories"は番組で彼女を紹介するための紹介映像を指している。それは"彼女を彼女たらしめる場所"で撮影されることが望まれているが、彼女はそれを博物館にしたいと言う。博物館は元々貴族の城だったが、東ドイツ時代に国家に接収されて老人ホームへと改装され、東ドイツ解体後に放棄されたという、ある意味で東ドイツの歴史を象徴するような場所だった。つまり、プロデューサーの質問への回答を探す旅路は、彼女自身が彼女固有の答えを探すというより、旧東ドイツ人が旧東ドイツ人としての答えを探す、というものなのだろう。監督は1983年東ベルリン生まれなので、世代としてはレアの両親に近いだろう。監督自身の経験をある程度反映しているのかもしれない。とはいえ、流石に東ドイツ特有の何かが部外者に言及されないまま話が進んでいくので、あまりにも不親切な設計すぎると思った。単純に人が多すぎてそれぞれ別軸で悩みを抱えているので、そしてそれが地域的なアイデンティティとどれほど結びついているのか不明瞭なため、結局は尻切れトンボな挿話がごちゃごちゃ並んでいるだけに見えるのだ。なんか勿体なさすぎるな。