美智

シークレット ウインドウの美智のネタバレレビュー・内容・結末

シークレット ウインドウ(2004年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

作家であるモート・レイニー(ジョニー・デップ)は妻の不倫が原因で離婚問題に発展し、スランプに陥っていた。そんな彼の前に「私の作品を盗んだな」と現れるジョン・シューター(ジョン・タトゥーロ)。シューターはあの手この手で行き過ぎた嫌がらせを行い、モートに盗作を公表するように迫るが…、というお話。

しっかりどんでん返し系のストーリーで面白かった。
最初から最後まで身に覚えのある薄気味悪さを感じて気になって検索してみたら案の定原作スティーブン・キングで納得。

シューターが幻覚で、モートが狂ってるというのは何となく想定内だったけれども、だとしたら何故チコ(犬)を殺してしまったんだろう…と疑問。全ての筋を通させる為だけに殺したのだとしたらチコが気の毒…。

エイミー(マリア・ベロ)を助けに来た不倫相手テッド(ティモシー・ハットン)が簡単にやられてしまったのは残念だったけれど、不倫夫婦がハッピーエンドで終わらなかったのは良かったかも。
もしかしたらエイミーが不倫する前からかなりモートが精神的に病んでいて逃げるように不倫したのかもしれないけど…。
それに付随して、モートが精神分裂病のような状態になってしまったのはエイミーの不倫をキッカケになのか元からなのかがやはり気になる。

ラストのコーンと土にズームインしていく描写は、エイミーの死体がコーンを育てる土にばらまかれたという解釈で良いんだろうか…

あと、この作品のジョニーデップがビジュアル良過ぎて眼福だった。郵便局員が口にした「かわいい!」には共感。笑
美智

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