KAZU

ワンダラーズのKAZUのレビュー・感想・評価

ワンダラーズ(1979年製作の映画)
3.8
〜大統領選前に勝手にアメリカンシネマナイト〜!!
ワンダラーズ×アメリカングラフィティー

とかいって、このパーティーはこじつけですが、アメリカンオールディーズが音楽的嗜好のバックボーンなので、ずーーーと観たかったワンダラーズのDVDがまさかのリマスターって事でテンションぶち上がり、鑑賞&パーティー。タイミング的に大統領選はたまたまデス笑

や、ほんとかっこいい。痺れるとはこのことか。ギャングのチームの抗争とかメチャクチャ好きでそれでこそ、時計仕掛けもウォーリアーズもカラーズもさらば青春の光もアウトサイダーも好きすぎるぐらい好き。愛と友情と暴力と音楽。

いい歳したオッさんが語る内容ではないのはわかってるが仕方ない。趣味嗜好がガキの頃から変わらないのだから。

ワンダラーズ➡︎スカジャン決めた、イタリアンギャング。
ウォンズ➡︎ライダースに白T、アジアン系ギャング。
デルボマーズ➡︎黒人カラーズ。
ボルティーズ➡︎ネオナチスタイル、スキンズ。
ダッキーボーイズ➡︎アイリッシュ系ギャング。

ファッションも音楽もそれぞれのアイデンティティーも人種も違う。そりゃ、ユース年代はぶつかり合う。まさに青春が暴走してるマスト映画。

「50年代は1963年に終わった。一つの時代が終わり、新しい音楽が始まる。」

このナレーションの後に「時代は変わる」を演奏するボブディランのシーン...
まさに、時代は変わる瞬間を描いていました。時代の狭間に揺れ動くアメリカを若者の苦悩と挫折を置き換え描いていく、とても素晴らしい映画であり、今後も事あるごとに鑑賞する作品となりそうです。
KAZU

KAZU