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反撥のKAZUのレビュー・感想・評価

反撥(1964年製作の映画)
3.6
狂気に至る過程が只々恐ろしい。この描き方は後々の名作、「ローズマリーの赤ちゃん」に受け継がれていく。
極端までにセリフを排した演出と効果音の使い方やモノクロームの効果もあり芸術性を高めている。絶望的に救い様がなく、退廃的。淡々と精神が崩壊されていく様子を観ながら、Joy Divisionを何故だか聴きたくなった。



2014.8.11
2024.4.8
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