catman

ロング・グッドバイのcatmanのレビュー・感想・評価

ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)
5.0
its ok with me ( ´Д`)y━・~~
1973年公開。エリオット・グールドが凄く良い。彼特有の飄々として人を食った感じが主人公の存在感を豊かなものにしていて、脚本はそれほど巧みでは無いのに物語に惹き付けられる。カッコ良くないからカッコいい。ちょっと説明台詞が多過ぎるなーとは思うけど。また思わせぶりなヘンテコな人物や怪しげなシーンが度々登場するものの、最後まで全く本筋に絡まない投げっぱなし感もこれはこれで良い。伏線回収なんてどこ吹く風。犬の交尾のクローズアップに何か意味があるんだろうか(^^;; 分かる方いらしたら教えてください
音楽はジョン・ウイリアムスで、ジャジーな劇伴が素晴らしい。デイヴ・グルーシンの演奏もイイんだよなぁ。『チャイナタウン』『タクシードライバー』にも通ずる70年代ならではの退廃的なムードに浸る。撮影も良くって、特にビーチのシーンは印象的。それとネコ!! 冒頭に出て来る猫とグールドのコンビネーションが完璧なんだよなあ。どうやって撮ったんだろ。めっちゃ可愛い…

ところで今日、偶然にもこんな記事を発見→『ロバート・アルトマン「ロング・グッドバイ」が日本初BD化、90分の特典ディスク付き』 マジかああああああぁぁ
catman

catman