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グアンタナモ、僕達が見た真実のRIOのレビュー・感想・評価

3.5
イギリスのティプトンに住むパキスタン系イギリス人のアシフ
結婚するためにパキスタンに向かった友人のローヘルはシャフィクとムニールと
パキスタンにホリデイのつもりで出発する

途中隣国だから見てみたいとアフガニスタンに向かった4人

首都カブール アメリカ軍の空爆
運命の車に乗った
連れて行かれたタリバン軍基地

アメリカ軍の捕虜となってしまい あらぬ容疑をかけられる
アルカイダだと決めつけられて聖戦のためにアフガニスタンに来たと言われても
それが間違いだと証明する物もない

9.11以来アメリカはテロリスト容疑者を
キューバのグアンタナモ米軍基地へ送り込んでいた
地理的にアメリカ国内法が適用されない
その後長い間収容所でほんとにひどい拷問を受ける

心が折れそうだ
そんな中で寄り添う仲間がいたから
なんとかなったのかも

アフガニスタンはアメリカによってタリバン政権から開放された その不安定さがよく分かる

それにしてもアメリカは嫌な感じだ!最悪
GAPのスウェットを着てる彼に言語が分からず
「奴らは何を話しているんだ」と問う
「分からない」と答えると
「ずっと一緒にいて一言も分からないのか?」
「あんたらは?」
絶対に屈さない姿勢が胸に迫る

つぶれるか強くなるかだ
 ―― 僕は強くなった
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