鬼才デビッド・リンチ監督のテレビシリーズ、「ツイン・ピークス」。主人公の一人、ローラ・パーマーが遺体で見つかるまでの僕らの七日間戦争を描く映画版。
「ツイン・ピークス」……雑誌cutだったか何だかは覚えていないけど、アメリカでとんでもない爆発的人気ドラマがあるという情報が伝わってきて、やがてパイロット版の字幕なしVHS📼が渋谷のビデオ屋に入荷して、テレビとかで故今野雄二とかが絶賛したりして…それからのクレージーな人気はまさにクレージー。JTB「ツイン・ピークス」探訪ツアーは即完売😆。日本中の某一部の人々は血眼になってファミレスや深夜バーとかでドーナツ🍩食べながら、レーザーディスクをひっくり返して、ローラを殺した犯人探し議論に熱中😆。
自分としては、あのパイロット版で赤いスーツ姿の小人が狂ったダンスを踊る謎多きラストが一番、気に入っていたのだけど…😨。
テレビシリーズ打切りの後、遂にリンチ監督自ら監督した本作が満を充して公開…。犯人は誰だ…というよりローラが老けていて皆驚いた。秀樹もビックリです。そしてローラの親友ドナがララ・フリン・ボイルじゃない女優さんに変わっていて2度ビックリ。FBI捜査官として、デビッド・ボウイや若かりしキーファー・サザーランドが出演したり、リンチ監督自ら角川春樹ばりの演技を炸裂させるけど、犯人謎解きがあっさり終了したり、カイル・マクラクラン演じるクーパー捜査官がドーナツ🍩を食べなかったりして、ファンは皆不完全燃焼のままシアターを後にして、TPバブルも終焉を迎えたのであった…合掌🙏
