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大統領の陰謀のものネタバレレビュー・内容・結末

大統領の陰謀(1976年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

サスペンス、ミステリーとしてかなり面白い。
あの手この手で情報を聞き出し、これだというものが掴めた時の達成感たるや。
76年製作ということで、あの時代の雰囲気もそのまま出ていてよかった。
70年代のロバート・レッドフォードはとにかくかっこいいし、いい感じに渋さも出ていていい。
ラストはかなりぶつ切りで終わった印象だけれど、そもそも実際報道された内容を当時の人はみんな知っていたわけで、無駄にエピローグがないのも納得するところ。
NHK BSPで前週のペンタゴン・ペーパーズに続いて放送していたのもなかなかおもしろい。
そもそもNHKが政治報道についての映画を放送するのも人の振り見てなんとやらだと思うけど。
編集長のブラッドリーはペンタゴン〜でトム・ハンクスが演じていた人だし、そういうふうに見るとまたおもしろいですね。
今作のドラマは若手である2人の記者の立ち回りや奮闘を描いていて、近年製作のペンタゴン〜では記者の活躍と共に女性経営者の苦悩や決断を描いている。
時代によってフォーカスが違うのも興味深い。
住みたいとは思わないけれど、アメリカは面白い国だなあ。
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